ストレスと乾燥肌にはどんな関係があるの?

ストレスによって体内で起こるさまざまな反応が乾燥肌を引き起こします


ストレスによって体内では交感神経が亢進することにより血管が収縮し、血行の障害を引き起こすと同時に、体内で活性酸素を生み出します。

活性酸素はコレステロールなどと結びついて過酸化脂質を作り出しますが、これは皮膚の細胞の中に入り込み細胞から水分を奪い取ります。

この両者の作用によって、乾燥肌になってしまうのです。

皮膚は大きく分けて3層構造になっています

皮膚は3つの層、表皮、真皮、皮下組織で構成されています。

まず表皮ですが、皮膚の最表層にあり、4つの層から成り立っています。

最表層にあるのは角質層で、物や空気、水など皮膚に触れるものから身体を守り、皮膚の中の水分が蒸発しないようにする働きをしています。

角質層を構成する細胞は核が抜けた、いわゆる死んだ細胞で、水分を3割程度含みますが、これが1割以下になると肌が荒れた状態になってしまいます。

また、表皮の最下層にある基底層にはメラノサイトがあり、紫外線に反応してメラニンを作り出す作用を持っています。

真皮は表皮の下にある厚さ2~3mmほどの層です。

網目状に張り巡らされたコラーゲンをエラスチンが繋ぎ止め、その間をヒアルロン酸が埋めているという造りになっています。

この造りのおかげで真皮はゴムのように弾力性がある層になり、お肌のマットレスのような働きをしていますが、コラーゲンは古くなると酵素で分解されます。

真皮の水分を守っているのは、ヒアルロン酸です。

また、皮脂腺や汗腺があるのもこの真皮層です。

皮脂腺から毛穴をつたって分泌される皮脂は、肌表面を保護する役割を持っています。

ストレスには身体的なものと精神的なものとがあります


「ストレス」という言葉が用いられるようになって久しいですが、改めてストレスとは一体何なのでしょうか。

そもそもストレスとは、「身体的および精神的に感じるプレッシャーやその感覚のこと」といえます。

詳しく紹介すると、身体的ストレスには物理的ストレスや環境的ストレスなどの外的ストレスと、睡眠や生活に関係するストレスである内的ストレスに分けられます。

また精神的なストレスは、仕事や学校、家庭などによる社会的ストレスと、喪失体験などの心理的ストレスとに分けられます。

いずれの場合も、ストレスのもととなるストレッサーが加わると、副腎皮質からストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。

その結果、免疫力が抑制されるために病気に対する抵抗力が低下するうえに、NK(ナチュラルキラー)細胞の活動も抑えられてしまうためにがんが発生したり、悪化したりします。

またこれらと同時に副腎髄質からは、交感神経から分泌されるものとほぼ同じ作用を持つカテコールアミンが分泌され、交感神経が亢進した状態になります。

交感神経は内臓以外においてはアクセルのような働きをしています。

脈拍を早めたり、血管を補足して血圧を上げたりすると同時に、血流を悪くさせてしまうこともあるのです。

ストレスは肌の状態に大きく影響します

身体的ストレスの一つに、外的ストレスがありますが、皮膚に直接触れている外気の乾燥や紫外線がこれに当たります。

夏場のエアコンの風や冬場の外気はとても乾燥していて、お肌の水分を奪います。

また、内的ストレスや精神的ストレスでは、血管の収縮によって血行が抑えられるため、お肌への栄養などの供給が阻害されてしまいます。

またこれらと同時に、ストレスによって体内では活性酸素が作り出されることも指摘されています。

活性酸素が生み出されることで細胞が錆びるとはよくいわれていますが、コレステロールなどと活性酸素が結びつくことによって過酸化脂質が作り出されます。

この過酸化脂質が皮膚の最表層にある角質層の細胞の中に入り込み、細胞から水分を奪い取るようです。

お肌が乾燥すると痒みを感じますが、この時にお肌をボリボリと掻いてしまうと、表層の角質層がはがされ核を持った生きている細胞が露出する結果になります。

表皮を水分蒸発から守ってくれる角質層が失われることで、お肌から水分が失われさらに乾燥肌が進行してしまうのです。

(まとめ)ストレスと乾燥肌にはどんな関係があるの?

1.ストレスによって体内で起こるさまざまな反応が乾燥肌を引き起こします

ストレスがかかったときに交感神経が亢進するのは、ストレスに対して身体を守ろうとする反応からです。

しかし、これが裏目に出て血行障害を招き、乾燥肌を引き起こすことがあります。

2.皮膚は大きく分けて3層構造になっています

お肌は3層構造でできており、お肌の柔らかさや弾力は中層にある真皮が、そこから水分が蒸発しないよう守る役割を表層にある表皮が担っています。

また、真皮にある皮脂腺から分泌される皮脂も、表皮を保護する役割を持っています。

3.ストレスには身体的なものと精神的なものとがあります

身体的、精神的にストレスがかかると、ストレスホルモンが分泌されることで身体の免疫力が低下し、病気に対する抵抗力が低下してしまいます。

加えて、血管を補足することで組織や細胞への血液供給を阻害してしまう作用も持ち合わせています。

4.ストレスは肌の状態に大きく影響します

ストレスは肌への血行不良をもたらしたり、活性酸素を生み出したりします。

これによって肌細胞の水分が失われ乾燥肌になりますが、お肌の乾燥により感じる痒みを掻いてしまうと角質層が剥がれさらに乾燥肌が進行してしまいます。

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